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角つけは最初に学ぶ基本のテクニック

「角づけ」とは雪面に対してエッジを立てた状態を意味し、そうするための運動の事をいいます。

この角づけには大きく分けて2つの要素があります。

1. バランスを保つための角づけ。
2. ターンを導くための角づけ。

バランスを保つための角づけ

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スノーボードは雪面を滑走するスポーツなので、ボードがフラットに保たれていることはなく(直滑降を除く)
必ずどちらかのエッジが雪面に触れています。

そうでなければ、斜面で止まることも、立つことも出来ません。
これが斜面でバランスを保つための角づけになります。

初心者の方が、立つ・止まるといったことも初歩的ですが、大事な技術になります。

ターンを導くための角づけ

導くための角づけですが、ターンを形作るうえで最も重要になってきます。

ボードが雪面に対してフラットな状態であるということは、
いくら荷重やローテーションを駆使しても、なかなか曲がれません。

しかし、そこに角づけをくわえることによって、ボードは方向を変えていきます。
なので、荷重やローテーションよりも角づけをするといったことが最も重要になってきます。

また、角づけの角度を変えることによってターンのサイズが変わってきます。

角づけを強くすれば強いエッジングが作られ、サイドカーブの効いた深いターンが作られますし、
角づけが弱ければ浅めのターン弧になります。

角づけの方法は、身体全体などで行われますが(最初は)、上手くなるにつれて
脚部の関節などを使い角づけする方法も徐々に変化していきます。

身体全体と関節を利用した角づけによって、よりバランスを考えより調整しやすくなります。

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